英語上達の鍵は時間の使い方にある

2007年 3月 25日
作者: 代表 高山和子

桜のつぼみもほころび始め、開花が待ち遠しい今日この頃だ。 春は新たなスタートの季節。 進学される方、就職される方、また何か新たなことに挑戦される方、その内容は様々であるが、各人新たな気持ちでスタートラインに立っておられることだろう。

一つでも多く自分のものにしてやるという積極的な態度で授業を受けることが大切だ。

この時期、巷には英語学習に関する宣伝広告が氾濫している。 よく「聞き流すだけで英語がぺらぺらになる。」と言った宣伝文句を耳にするが、こういった誇大広告に惑わされてはいけない。 英語学習者の皆さんは、英語を自分の言葉として駆使できるようになるまでには、長年の年月を要することは容易に察しがつくであろう。 だが せわしない日常生活の中、いくら頑張っても学生時代の様にまとまった時間を机に座って学習に費やすということは大変困難なのが現状ではないだろうか。 英語学習において より効果をあげる為に時間の使い方を見直してみるのも良いであろう。 一日一時間という時間を確保するのが難しい方は、20分ほどの空き時間を一日3回 英語に接するのもいい。私も なかなか時間の確保が難しく、車や美容院での待ち時間、時にはお風呂の中までが貴重な読書の時間となる。

ais043sp2007hourglassまた時間の使い方といえば、皆さんのレッスンの時間をまず最大限に利用することが大切だ。 先生の話を一つも聞き逃すまいとする、知らない単語に出くわすとノートにメモする、自分の知っている単語、知識の中で精一杯コミュニケーションを図ろうとする。 一つでも多く自分のものにしてやるという積極的な態度で授業を受けることが大切だ。 一週間に1時間しかレッスンを受けていない方は、この1時間だけは全力投球するという姿勢で挑むことだ。限られた時間しか取れない状況にあるからこそ、余計に集中して質の高い意義ある時間を持つべきだ。 学習時間の長さではなく、いかに質の高い集中した時間を持つことができるかどうかが上達の明暗を分けるものである。 誰に強制されたのでもない。 自らの決意で、英語が自分の人生を豊かにするのに役立つと思ったから学習を始めたのであるならば、積極的に英語と関わるべきである。 そして 上達の向こうには、英語を媒体とした限りなく広い世界が広がっている。

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代表 高山和子 について

岡山県 津山市出身。英語講師。米国ドレーク大学大学院修士課程修了。帰国後、英語教育に携わり、'90年津山市にライト外語スクールを開校、本物の実力を身につけさせる指導に定評がある。国際ロータリー財団奨学生、英検1級、TOEIC 990点、国連特A級。 フル・プロファイル