日本語には外国語、特に英語から入ってきた単語が多くある。 これらの和製英語 (カタカナ英語) は、正しい英語のように聞こえるかもしれないが、 まったく意味をなさないばかりか、 誤解を生じさせることが多い。 最初から和製英語は日本語だと考え、 その言葉が現れたらこれは正しくは英語ではどういうのかを考えてみよう。 それにしても 日本で売られている数々の商品や広告、看板は、まったく意味の無い英語や間違いだらけの英語表現で満ち溢れている。 あえて英語で表記する必要があるなら、 もっと世界に通じる英語を使うべきだと思う。 下記に一般的に日本語に浸透している和製英語の一部をPart Iとしてご紹介しよう。 次回のPart IIを乞うご期待。
例文
- アイスティー
- »iced tea - "ice" は動詞で「冷やす」という意味
- アルバイト
- »A part-time job - "work part-time" でアルバイトをする
- アンケート
- »Questionnaire - "a customer survey" ―顧客アンケート
- エステ
- »Beauty salon (clinic) - 英語の "aesthetics" とは「美学」の意
- OL (オフィスレディー)
- »Office worker - 英語では男女を区別した言い方をしない
- オーブン・トースター
- »Toaster oven - 語順が反対になる
- ジャンパー
- »Jacket - "jumper" は米語では「女性用そでなしワンピース」、英語では「プルオーバーのセーター」の意味
- カンニング
- »Cheating - "cunning" は「ずる賢い」の意味
- シルバーシート
- »Priority seat - お年寄りを "silver" では表す言い方は無い
- マンション
- »Condominium, apartment - 英語で "mansion" は大邸宅の事
- ビラ (配布物)
- »Flier
- フリーダイヤル
- »Toll free number - "toll" は 「通話料、通行料」 の事
- モーニングコール
- »Wake-up call - 「モーニングサービス」は "breakfast service"
- シュークリーム
- »Cream puff - フランス語の "chou à la crème" から来たのだろうが、英語では使わない
- テレビゲーム
- »Video game - 「ファミコン」は "home video game"
- トレーナー
- »Sweat shirts - 英語の "trainer" は「運動選手、動物の訓練をする人」
- リフォーム
- »Remodel - 英語の "reform" は「政治、社会を改善する」の意
- スマート
- »Thin , slim - 英語の "smart" は「賢い、洗練された」の意
- ワイドショー
- »Talk show