先回は "get"はいかに会話を活気づけるかを、例文を通じて紹介させてもらった。今回はその二弾として色々な場面で、"get"を使って一日を振り返ってみよう。
例文
- You get out of bed and get dressed.
- まず あなたはベッドから出て、服を着る。
- You get started early in the office, so you can get a lot of work done.
- 早く始めて、たくさん仕事をこなそうと思っている。
- You are trying hard to get ahead.
- 出世しようと頑張ってもいる。
- You want to get credit for all your work.
- 自分の仕事を評価してもらいたいのだ。
- But you are afraid your job isn’t getting you anywhere.
- でも、今の仕事では らちがあかないと思っている。
- You often get frustrated, because you don’t get along with your boss.
- 上司ともうまくいっていないので、よく苛立つこともある。
- You get overtime work and finally get off work at 9:00 and get a quick drink on the way home.
- 残業の後、やっと9時に仕事を終え、帰宅途中で一杯ひっかける。
- You get home at 11:00 and get straight into bed.
- 11時に帰宅し、ベッドに直行する。
と言った具合に、色々な場面において、 "get"を使って簡素にまた簡潔にその日の行動を表すことが出来る。
最近観た映画、「ブレアウィッチ・プロジェクト ("Blair Witch Project") 」の中にも"get"がふんだんに使われ、会話をエネルギッシュなものとしていた。中でも 森で迷った学生が不安と苛立ちから、仲間を責める場面では、 "get"によって話者の不安感が体得できるようだ。また、下記からも分かるように、「する」も「される」も "get"におまかせだ。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」からのせいふ
- We got lost.
- 俺達、迷ったんだ。
- I wanna get her going across it.
- 彼女に、(橋を)渡らせたいよ。
- We can’t even get the fire going.
- 火もおこせないよ。
- You got us lost. Don’t get us lost.
- 君のせいで 迷ったんだ。迷わせないでくれよ。
- Let’s just get us home.
- 家に帰らせてくれよ
- Let’s get packed up and get the hell out of here.
- 荷物をまとめて、ここからずらかろうぜ。
"get"をフルに会話に取り入れることによって、活力に満ちた動きのある表現を考えよう。こんな簡単そうにみえる単語 "get"であるが、使い方をマスターすると日常英会話の表現力が大幅にアップすること間違いなしだ。日常会話では、"get"はそれほど頻繁に使われる単語なのだ。