英語学習者の中には、英文は 一語一語きっちりと日本語訳に出ないと、意味は通じないと考えている方も多いと思います。 でも、単語によっては日本語訳にするとぎこちなく、その内容をイメージとしてとらえた方が良いものもあります。 その様な単語に “available” (形容詞)があります。 よく日常的に使われる単語ですが、大抵の人は “available” から「利用できる」、「有効な」、「手に入る」 という訳ぐらいしか思い浮かばないのではないでしょうか?
“The book is available at the school library.”(その本は、学校の図書館で手に入りますよ。) とか、”The concert tickets are available at the box office.” (そのコンサートのティケットはボックス・オフィスで手に入ります。) 等という文には出くわされた方も多いと思います。でも、”Is the manager available now?” となると訳に戸惑う方も多いのではないでしょうか? “available” には 「電話に出られる」、「面会できる」、「―がある」 等、色々な場面で利用できる便利な単語なのです。
下に例文をあげておきますので、皆さんも使ってみて下さい。
例文
- The book is available at the school library.
- その本は学校の図書館で手に入ります。
- Is the manager available now?
- 支配人さんは、いらっしゃいますか?
- “Is Bob there?”
- 「ボブさん、いらっしゃいますか?」
- “He isn’t available at the moment. Can you call him back?”
- 「いま 電話に出られませんので、後でかけ直していただけますか?」
- Is this jacket available in a different color?
- このジャケットは 別の色がありますか?
- “When is the next flight available?”
- 次の飛行機はいつありますか?
ちなみに、”She is available.” と言うと (彼女は、まだ結婚してないし、誰とも付き合っていないので、自由な身だよ。)という意味になります。