一口に 日本語で「知る」と訳されるものでも、 英語では 知っている内容 また どの様にその情報を知るようになったかによってもその表現の仕方が 違ってくる。 「知る」「分かる」を表すのに どんな状況においても もっとも一般的な “know” の一語で表すと とても便利は良いのだが、やはり レベルアップを目指している学習者の皆さんであれば、色々な動詞のニュアンスの違いを学び、内容によって使い分けをする練習をすることも大切であると思う。 ここに紹介する動詞を 発言内容に応じて 自由に使いこなせることは、英語をよりスムーズに聞こえさせる一つのテクニックでもある。 「知る」という意味で もっともよく使われる語を、下記の例文を参考にし 皆さんも使ってみて下さい。
例文
1. know ―
(事実、内容を)知っている、理解している。
(事実、内容を)知っている、理解している。
- I know he is innocent.
2. understand ―
(深い認識を伴って)理解している。
(深い認識を伴って)理解している。
- We understand the situation he is in.
3. learn, tell, realize ―
(動作に重点がおかれて)知る(ようになる)
(動作に重点がおかれて)知る(ようになる)
- I didn’t realize how late it was.
- I learned the details of the accident.
- Can you tell he is honest?
4. find, discover ―
(偶然に、試みによって)~だと分かる
(偶然に、試みによって)~だと分かる
- I find him to be a kind person.
- The diamond ring was discovered to be fake.
5. appreciate ―
(芸術が)分かる
(芸術が)分かる
- I appreciate classical music.
6. get, follow ―
(人・言葉などを)理解する
(人・言葉などを)理解する
- I’m sorry. I couldn’t get your name.
- Do you follow what I’m saying?
7. turn out ―
(~であることが)分かる
(~であることが)分かる
- What he said turned out to be true.
8. recognize ―
(人がだれであるか)分かる
(人がだれであるか)分かる
- I recognized Mary by her voice.
9. figure out ―
(口語で)分かる
(口語で)分かる
- I couldn’t figure out why he was leaving Japan.
10. perceive ―
(五感、特に目で)知覚する、気づく、知る
(五感、特に目で)知覚する、気づく、知る
- On seeing him, I perceived he was dehydrating.
その他熟語
- be aware of ~
- (外からの観察、情報により)気づいている、知っている
- I am aware of the danger we will be facing.
- be familiar with ~
- (人が物・事の内容を)よく知っている
- I am familiar with the local history.
- have an idea (of ~ , that ~)~
- を知っている
- I have an idea of what to give for her birthday.
- be conscious of ~
- (内心で)意識している、知っている
- He is conscious of his faults.